今頃、やっと→Pia-no-jaC←「風神雷神」を入手しまして。
繰り返し聞いています。もう、この音に頭が支配されそうな気分。
メロディとリズムをシンプルにピアノとカホンで分担した音。でも、ピアノも打楽器なんだなーと思ったり。正確には打弦楽器、ですが。
雰囲気もあり、すごく繊細なんだけど、派手なメロディと、有無を言わさず体を支配するリズム。この曲を使用した時点で「シャングリラ-水之城-」の世界観のかなり大きなイメージが決まったようなものだろうなー。

聞いていると、無条件に舞台のビジュアルを思い出したり、見ていた時の気分を思い出したりします。あの空間が懐かしい。
特に「Time Limit」の始まりは、問答無用でソラと雹の場面を思い出します。
ソラの後ろに立った雹のしなやかな腕の動きが好きだったなー。切ない、美しい場面だった。

→Pia-no-jaC←さんの三曲だけでなく、吉田優子先生の音楽もみんな好きでした。吉田優子先生の曲は、繊細で、物語や登場人物の心情にそっと寄り添ってくれるような優しさがあって、すごく好きです。
アジアっぽい、二胡や尺八?のような優しい音の曲も、ピアノの音も、普通のオーケストラの曲も有り、なかなか凝った作りでした。二幕始めの80~90年代?という、軽い電子音の曲も、昔のテレビアニメみたいですごく懐かしい感じ。
まあ、子供の頃に好きだったテレビアニメを思い出してみると、この作品の設定や脚本の無理も、全然有りです。あのくらい、ふつーだわ^^;

とはいえ。最初にドラマシティで見た時には、幼い子供の頃に見て好きだった、まだ「テレビまんが」と呼ばれていたものを思い出したのですが。
青年館公演の終わりには、映画版「地球へ…」を初めて見た時の感動を思い出したのです。映画館には連れて行って貰えなかったけれど、家のテレビで見ても、しばらくはボーっとして何も喋れなくなった程に衝撃的だった。あの頃のような、まだ幼くて柔らかかった私の心だったら、このシャングリラにも本気で感動したかもなー。と、思う程に成長した作品でした。…ま、それでもやはり、ツッコミはしていたと思いますが(^^ゞ
オオゾラさん、ソルジャー・ブルーみたいだったなぁ。どんなに激しく動いても全く形を変えない、不思議なカタチになびいた青い髪が。
でも、読みたくなった時には「地球へ…」が見つからないわ。

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