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タカラヅカスペシャルの思い出
2009年12月24日 宝塚タカラヅカスペシャル、行ってきました。楽しかった~。
あれから数日。色々なブログさまのレポを楽しく読ませていただき、自分の見落としの多さに愕然としたりしつつ。
簡単に思い出だけ、記録しておきます。
一幕は組ごとのショー場面、公演パロディコント、各組トップコンビデュエット。
二幕は、95年を振り返るという名目の名曲メドレーで、滞りなくサクサク進んで、あっという間に終わってしまった…という印象でした。
本当に息つく間もなくテンポ良く進んだので、退屈する間も無かった反面、「おおーーー」という事も無かったかな。色んな意味で。
ただ、ほとんどが組ごとの構成で、組の枠を超えて同じ場面に出るというのが少なかったのが、ツマラナイ。
二幕のSHOWメドレーで、バックダンサーとして、大まかな学年ごとの区切りで各組の混合メンバーで踊ってくれたくらいで。この顔ぶれの為の場面として、一曲ずつ歌って欲しかったです。せっかくのお祭りなんだし、もう少し組を超えた場面でワクワクしたかったなぁ。
公演も時間短くなっているし、あと十数分くらいプラスして若手場面を増やしてくれてもいいじゃないですか。檀ちゃんのソロに、78期男役達が絡んだりしてた頃は、本当に良い時代だったんだなぁ。
公演スケジュールが詰まって、合同で練習できる時間が減っているので、毎年の傾向ではあるのですが。
逆に言えば、皆さん公演と平行してお稽古してるって事ですよね。ハードだなぁ、とは思います、が…ワガママかな^^;
というわけで。
やはり今回は印象に残ったのが、ゆみこさんと、公演コント。
演出的に、ゆみこさんを引き立たせるように配慮された場面構成が多く、生徒さんも客席もゆみこさんを切なく見ていて。
ゆみこさんは、本当に美しい笑顔で、きらきらと舞台で輝いていました。「すみれの花咲く頃」男役ボレロのセンター、後ろを向いた時の背中の使い方が本当に美しかった。美し過ぎてて、切ない。タカラヅカを愛する者が、ゆみこさんを、その舞台姿や歌声を愛している…そんな愛を少しでも感じて欲しいと思い、拍手してきました。
公演コントは、詳細は略(^^ゞ
宙組さん、噂どおりとても面白かったです。期待し過ぎてつまらなかったらどうしよう?と思っていたのですが、いやいや。
ともかく、大江山チームと逆裁チームのコスプレが一緒に並んでいる、という図を実際見るだけで、すごいインパクト。
被告席のセットをカラカラと運んでくる、フェニックス・ライトとエッジワースさん、「逆転裁判」のゲーム音楽と効果音、みっちゃんの渡辺綱の扮装での裁判長。面白過ぎる。
「茨木童子」としての顔を崩さないまま、ふざけたオオゾラさんも面白い。でも、何よりもすごいのは、すみ花ちゃんでした。
舞台と変わらないテンションで「私の茨木!」の台詞を言いながら、その動作、喋り方は確かにコメディ化している。
…これが、歌劇のお披露目特集で話していた「余興のスター」の真の姿なのか。おそるべし。確かにこの面白さは、多くの人に見せて自慢したかった事でしょう(^^)
そして、最後のキメ台詞「君の瞳に乾杯!」で、まさこちゃん酒天童子の大きな杯で乾杯した、茨木の姿が、もう本当に可愛かった。
両手で杯を前に掲げると自然におなかが前に出てくるようになるのですが、着物で帯を低く締めているのが、とってもアライグマ的な愛らしさでした。
あと、楽しかったのが、トップコンビのシャッフル場面。
オオゾラさんと、夢咲ねねちゃん、大好きな二人の久しぶりの並び。これだけでも、見に行った甲斐が有りました。
このお二人、体格のバランスが非常に良いので、並んだ姿がとてもお似合いです。頭の小ささと丸さ(^^)、細くて長い首からしっかりした肩へと繋がるライン。
腰の位置が高くて、手足の長いバランス。欲を言えば、もう少し身長差があれば、完璧な相似形のシルエットを描くお二人だと思います。それぞれのスタイルの良さを引き立てあう、素敵な並びでした♪
次は、柚希礼音さんと愛原実花さん。このお二人も、やはり体格的に似たタイプのお二人でした。骨太でダイナミックな感じ。
れおん君の歌に合わせて踊るみなこちゃんも、すごくかっこよかったですし、二人で組んでも素敵。ダンスの相性も良いみたいで、パワフルなコンビでした。
最後に水さんとすみ花ちゃん。
このお二人も体格のバランスが良かったですね。意外にしっくりくる並び。水さんにそっと寄り添うすみ花ちゃんは、オオゾラさんとの並びより、ずっと「宝塚の娘役」らしい印象でした。
この三組とも、意外にお似合いでびっくり。ぜひ、またこの並びをみてみたい…と思いました。
でも、だけど。
水さんとすみ花ちゃんの並びはしっくり過ぎて、ちょっと重いかも。水さんの隣には、やはりみなこちゃんのあっけらかんとした大らかさと、大輪の花の風情が良い。
れおん君とみなこちゃんの並びは、ダイナミックでパワフルなスポーツみたい^^;やはりれおん君の隣には、ねねちゃんの甘やかさが良い。
オオゾラさん、今回はものすごく芝居っ気たっぷりに「ジュテーム」を歌っていました。「あなた無しではいられぬ私」と、恋の狂気を滲ませるように。
でも、ねねちゃんはふんわりと可愛く寄り添うのみで、オオゾラさん一人が深刻なお顔。すみ花ちゃんとだったら、共に恋の狂気の淵に沈んでくれただろうに…と、ちょっと淋しくなりました。
やはり、三組のトップコンビ、それぞれお似合いのコンビなんだなぁ…と、改めて思ったのでした(^^)
オオゾラさん、トップとしての初のイベント。MCなど、ちょっと緊張はしているかな?という場面もあり、でも当然というお顔をして立っているほうが多かったかな。私が見たのが、二日目だったからかもしれませんが^^;
そして、宙組全員で「エクスカリバー」の「未来へ」を歌われた時は、「ああ、宙組に来たんだなー」と、感慨深いものがありました。
宙組誕生の作品の、宙組を象徴するような曲ですものね。この曲を歌わせていただいて、良かったなーと思います。改めて宙組の歴史に愛着が湧きましたし、新しい組と共に新しいトップとなった姿月さんを祝う曲でもあったので、その時満ちていた”希望”の空気を思い出したりもしました。
盛りだくさんで、楽しいイベントでした。見に行けて、本当に良かった。
来年も、また年末にあるのなら参加できる、筈かな?まあ、先の事はわからないこの世の中ですが…ね^^;
あれから数日。色々なブログさまのレポを楽しく読ませていただき、自分の見落としの多さに愕然としたりしつつ。
簡単に思い出だけ、記録しておきます。
一幕は組ごとのショー場面、公演パロディコント、各組トップコンビデュエット。
二幕は、95年を振り返るという名目の名曲メドレーで、滞りなくサクサク進んで、あっという間に終わってしまった…という印象でした。
本当に息つく間もなくテンポ良く進んだので、退屈する間も無かった反面、「おおーーー」という事も無かったかな。色んな意味で。
ただ、ほとんどが組ごとの構成で、組の枠を超えて同じ場面に出るというのが少なかったのが、ツマラナイ。
二幕のSHOWメドレーで、バックダンサーとして、大まかな学年ごとの区切りで各組の混合メンバーで踊ってくれたくらいで。この顔ぶれの為の場面として、一曲ずつ歌って欲しかったです。せっかくのお祭りなんだし、もう少し組を超えた場面でワクワクしたかったなぁ。
公演も時間短くなっているし、あと十数分くらいプラスして若手場面を増やしてくれてもいいじゃないですか。檀ちゃんのソロに、78期男役達が絡んだりしてた頃は、本当に良い時代だったんだなぁ。
公演スケジュールが詰まって、合同で練習できる時間が減っているので、毎年の傾向ではあるのですが。
逆に言えば、皆さん公演と平行してお稽古してるって事ですよね。ハードだなぁ、とは思います、が…ワガママかな^^;
というわけで。
やはり今回は印象に残ったのが、ゆみこさんと、公演コント。
演出的に、ゆみこさんを引き立たせるように配慮された場面構成が多く、生徒さんも客席もゆみこさんを切なく見ていて。
ゆみこさんは、本当に美しい笑顔で、きらきらと舞台で輝いていました。「すみれの花咲く頃」男役ボレロのセンター、後ろを向いた時の背中の使い方が本当に美しかった。美し過ぎてて、切ない。タカラヅカを愛する者が、ゆみこさんを、その舞台姿や歌声を愛している…そんな愛を少しでも感じて欲しいと思い、拍手してきました。
公演コントは、詳細は略(^^ゞ
宙組さん、噂どおりとても面白かったです。期待し過ぎてつまらなかったらどうしよう?と思っていたのですが、いやいや。
ともかく、大江山チームと逆裁チームのコスプレが一緒に並んでいる、という図を実際見るだけで、すごいインパクト。
被告席のセットをカラカラと運んでくる、フェニックス・ライトとエッジワースさん、「逆転裁判」のゲーム音楽と効果音、みっちゃんの渡辺綱の扮装での裁判長。面白過ぎる。
「茨木童子」としての顔を崩さないまま、ふざけたオオゾラさんも面白い。でも、何よりもすごいのは、すみ花ちゃんでした。
舞台と変わらないテンションで「私の茨木!」の台詞を言いながら、その動作、喋り方は確かにコメディ化している。
…これが、歌劇のお披露目特集で話していた「余興のスター」の真の姿なのか。おそるべし。確かにこの面白さは、多くの人に見せて自慢したかった事でしょう(^^)
そして、最後のキメ台詞「君の瞳に乾杯!」で、まさこちゃん酒天童子の大きな杯で乾杯した、茨木の姿が、もう本当に可愛かった。
両手で杯を前に掲げると自然におなかが前に出てくるようになるのですが、着物で帯を低く締めているのが、とってもアライグマ的な愛らしさでした。
あと、楽しかったのが、トップコンビのシャッフル場面。
オオゾラさんと、夢咲ねねちゃん、大好きな二人の久しぶりの並び。これだけでも、見に行った甲斐が有りました。
このお二人、体格のバランスが非常に良いので、並んだ姿がとてもお似合いです。頭の小ささと丸さ(^^)、細くて長い首からしっかりした肩へと繋がるライン。
腰の位置が高くて、手足の長いバランス。欲を言えば、もう少し身長差があれば、完璧な相似形のシルエットを描くお二人だと思います。それぞれのスタイルの良さを引き立てあう、素敵な並びでした♪
次は、柚希礼音さんと愛原実花さん。このお二人も、やはり体格的に似たタイプのお二人でした。骨太でダイナミックな感じ。
れおん君の歌に合わせて踊るみなこちゃんも、すごくかっこよかったですし、二人で組んでも素敵。ダンスの相性も良いみたいで、パワフルなコンビでした。
最後に水さんとすみ花ちゃん。
このお二人も体格のバランスが良かったですね。意外にしっくりくる並び。水さんにそっと寄り添うすみ花ちゃんは、オオゾラさんとの並びより、ずっと「宝塚の娘役」らしい印象でした。
この三組とも、意外にお似合いでびっくり。ぜひ、またこの並びをみてみたい…と思いました。
でも、だけど。
水さんとすみ花ちゃんの並びはしっくり過ぎて、ちょっと重いかも。水さんの隣には、やはりみなこちゃんのあっけらかんとした大らかさと、大輪の花の風情が良い。
れおん君とみなこちゃんの並びは、ダイナミックでパワフルなスポーツみたい^^;やはりれおん君の隣には、ねねちゃんの甘やかさが良い。
オオゾラさん、今回はものすごく芝居っ気たっぷりに「ジュテーム」を歌っていました。「あなた無しではいられぬ私」と、恋の狂気を滲ませるように。
でも、ねねちゃんはふんわりと可愛く寄り添うのみで、オオゾラさん一人が深刻なお顔。すみ花ちゃんとだったら、共に恋の狂気の淵に沈んでくれただろうに…と、ちょっと淋しくなりました。
やはり、三組のトップコンビ、それぞれお似合いのコンビなんだなぁ…と、改めて思ったのでした(^^)
オオゾラさん、トップとしての初のイベント。MCなど、ちょっと緊張はしているかな?という場面もあり、でも当然というお顔をして立っているほうが多かったかな。私が見たのが、二日目だったからかもしれませんが^^;
そして、宙組全員で「エクスカリバー」の「未来へ」を歌われた時は、「ああ、宙組に来たんだなー」と、感慨深いものがありました。
宙組誕生の作品の、宙組を象徴するような曲ですものね。この曲を歌わせていただいて、良かったなーと思います。改めて宙組の歴史に愛着が湧きましたし、新しい組と共に新しいトップとなった姿月さんを祝う曲でもあったので、その時満ちていた”希望”の空気を思い出したりもしました。
盛りだくさんで、楽しいイベントでした。見に行けて、本当に良かった。
来年も、また年末にあるのなら参加できる、筈かな?まあ、先の事はわからないこの世の中ですが…ね^^;
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