「カサブランカ」大劇場公演千秋楽映像を見て書いていた事、先日のショックで、アップする気にならず放置していました。
私のPCには、こうやって時期を逸してアップしそこねたり、書きかけで放置したままの文章が沢山あるのです(^^ゞ
今更…とは思いますが、とりあえず、書いている部分だけ。
ニュースの「カサブランカ」千秋楽映像を何度も見て、しみじみしています。
ご卒業されるお二人にとって、宝塚大劇場の舞台とのお別れ。きっと深い想いを抱いて、舞台に立たれた事でしょう。
萬あきらさん、長い間おつかれさまでした。楽のパレードの黒燕尾姿、本当に素敵でした。袴姿も清潔で品があり、これこそが宝塚の生徒の辿りつくところなのだと、身をもって示す姿に胸を打たれました。
最後にこの作品に出て下さって、サムという役を演じて下さって、本当に嬉しかったです。
陽気なクラブ歌手でもあり、言葉少なにリックとイルザを見守る年上の助言者でもあり。萬さんの、深くて渋くて苦くて、そして甘い声の、言葉も歌も、この作品の大きな魅力の一つです。
私にとって、萬さんは「どんなときでも、決して品を失わない」というイメージが強かったので、サムという役が発表された時は意外に感じたのですが。
クラブで歌っている時は思い切りハジケても、普段の会話では、やはり人間としての品があります。人を思いやる優しさが、人間としての品位と誇りに繋がる、という役の作り方が、素敵だと思います。それもまた、古き良き時代のハリウッド映画の雰囲気を出しているような気がします。
安里舞生さんの最後のご挨拶も、とても立派であり、率直な言葉が可愛くて。
「逆転裁判2」で、友人からのオススメで注目して、これから見ていくぞ!と楽しみにしていたのですが…。
お二人とも、東京公演の最後までこの公演を楽しんで下さるよう祈っております。
そして、三度目の遠征の思い出を少しだけ。
この公演、最後の日曜日でした。他の用との兼ね合いで、一回だけしか見られなかったのですが、それでも行って良かった。
良い舞台でしたし、前回見てからたった一週間の変化がすごくて。
こんなに変わるんだ…という作品の勢い、宙組の皆さんの作品にかけるパワーを感じる事ができました。
全体に皆さん、熱くヒートアップしてましたね。良い作品だし、気持ちも昂ぶるのでしょう。
皆さん、初日頃の「映画のキャラクターそのままに、役を作りこんでいる」…という感じが、薄れていたような。
あまりに高揚して役に入り込んで、その心のままに、舞台で”その時”を生きて、自分の心から沸き上がる言葉を喋り、心を歌い踊る。ナマの舞台を見る、醍醐味を味わいました。
ただ、そのぶん素の自分が出てきてしまって、キャラクター皆さんが若くなっていた印象。
この熱さの上に、東京公演のお稽古で、また役を作り込んで乗せていくと、更にパワーアップした舞台になるでしょうね。楽しみです。
そしてまた、リックとイルザの変化は大きかったですねー。びっくりしました。
その前の週に見た時、あんなにも清々しくイルザを見送ったリックさん。なんか…未練を残してそうな^^;
あの、潔い清々しさは、いったいどこへ???
イルザを手放すのが、思いっきり、勿体無くて辛くて寂しくて、たまらない…ような。苦しいリックさんになられたようでした。
でも、別れが辛いだけに、思い切る力も強くなったのですね。
だからこそ、戦争と時代への怒りも深く、別れの悲しみは切なく。
こうやって、切なさと潔さ、清々しさの間を行き来しながら、心は、芝居は、深くなっていくのしょうね。
反対に、イルザはうっとり夢見心地状態を脱して、現実に戻ってくる強さが出てきた印象。これは、すごく良い感じでした。
もっと、強くなってくれてもいいなーと、思います。イルザは、ただ時代に翻弄されるだけじゃないほうが、今の時代を生きる女性として感情移入しやすいですしね。
そして、それから数日後の、千秋楽の映像。
僅か数日で、ぐっと芝居が深まって舞台全体の皆さんのパワーが強くなった事が、ビシバシ伝わってきました。
短いカットのコマギレ映像でも、すごいパワーが見えます。やっぱり、宙組って勢いにのると、わーーーっといっちゃう組なんだな。なんとも力強い。
数日の事なのに、これだけ深くなるなんて、すごいなー。
東京公演では、どこまで行く事になるのか?早く、皆さんのパワーに圧倒されたいです。
コマギレの映像でしたが、リックとイルザにも、また少し変化があったようですね。
リックはまた、更に熱くなって…ウジウジ男っぷりが、増しているような^^;
すみ花ちゃんは、イルザとしての役への入り込み方がすごくなって、パワーアップ!
舞台のうえで、テンション高く突っ走るすみ花ちゃんを見て「これでこそ、野々 すみ花!」と、思いました。
これくらい、熱いパワーで役に入り込んでこそ、すみ花ちゃんらしいですよ。すみ花ちゃんがここまでこれたなら、また芝居の印象も変わってくるでしょう。
東京公演が、益々楽しみになりました。
今日から「タカラヅカスペシャル2009 」ですね。二日間、4公演のお祭り。
私は、明日、一度だけ見られる予定。噂の「茨木と逆転裁判のコラボ」のなかなか評判が良いようで、楽しみです(^^)
私のPCには、こうやって時期を逸してアップしそこねたり、書きかけで放置したままの文章が沢山あるのです(^^ゞ
今更…とは思いますが、とりあえず、書いている部分だけ。
ニュースの「カサブランカ」千秋楽映像を何度も見て、しみじみしています。
ご卒業されるお二人にとって、宝塚大劇場の舞台とのお別れ。きっと深い想いを抱いて、舞台に立たれた事でしょう。
萬あきらさん、長い間おつかれさまでした。楽のパレードの黒燕尾姿、本当に素敵でした。袴姿も清潔で品があり、これこそが宝塚の生徒の辿りつくところなのだと、身をもって示す姿に胸を打たれました。
最後にこの作品に出て下さって、サムという役を演じて下さって、本当に嬉しかったです。
陽気なクラブ歌手でもあり、言葉少なにリックとイルザを見守る年上の助言者でもあり。萬さんの、深くて渋くて苦くて、そして甘い声の、言葉も歌も、この作品の大きな魅力の一つです。
私にとって、萬さんは「どんなときでも、決して品を失わない」というイメージが強かったので、サムという役が発表された時は意外に感じたのですが。
クラブで歌っている時は思い切りハジケても、普段の会話では、やはり人間としての品があります。人を思いやる優しさが、人間としての品位と誇りに繋がる、という役の作り方が、素敵だと思います。それもまた、古き良き時代のハリウッド映画の雰囲気を出しているような気がします。
安里舞生さんの最後のご挨拶も、とても立派であり、率直な言葉が可愛くて。
「逆転裁判2」で、友人からのオススメで注目して、これから見ていくぞ!と楽しみにしていたのですが…。
お二人とも、東京公演の最後までこの公演を楽しんで下さるよう祈っております。
そして、三度目の遠征の思い出を少しだけ。
この公演、最後の日曜日でした。他の用との兼ね合いで、一回だけしか見られなかったのですが、それでも行って良かった。
良い舞台でしたし、前回見てからたった一週間の変化がすごくて。
こんなに変わるんだ…という作品の勢い、宙組の皆さんの作品にかけるパワーを感じる事ができました。
全体に皆さん、熱くヒートアップしてましたね。良い作品だし、気持ちも昂ぶるのでしょう。
皆さん、初日頃の「映画のキャラクターそのままに、役を作りこんでいる」…という感じが、薄れていたような。
あまりに高揚して役に入り込んで、その心のままに、舞台で”その時”を生きて、自分の心から沸き上がる言葉を喋り、心を歌い踊る。ナマの舞台を見る、醍醐味を味わいました。
ただ、そのぶん素の自分が出てきてしまって、キャラクター皆さんが若くなっていた印象。
この熱さの上に、東京公演のお稽古で、また役を作り込んで乗せていくと、更にパワーアップした舞台になるでしょうね。楽しみです。
そしてまた、リックとイルザの変化は大きかったですねー。びっくりしました。
その前の週に見た時、あんなにも清々しくイルザを見送ったリックさん。なんか…未練を残してそうな^^;
あの、潔い清々しさは、いったいどこへ???
イルザを手放すのが、思いっきり、勿体無くて辛くて寂しくて、たまらない…ような。苦しいリックさんになられたようでした。
でも、別れが辛いだけに、思い切る力も強くなったのですね。
だからこそ、戦争と時代への怒りも深く、別れの悲しみは切なく。
こうやって、切なさと潔さ、清々しさの間を行き来しながら、心は、芝居は、深くなっていくのしょうね。
反対に、イルザはうっとり夢見心地状態を脱して、現実に戻ってくる強さが出てきた印象。これは、すごく良い感じでした。
もっと、強くなってくれてもいいなーと、思います。イルザは、ただ時代に翻弄されるだけじゃないほうが、今の時代を生きる女性として感情移入しやすいですしね。
そして、それから数日後の、千秋楽の映像。
僅か数日で、ぐっと芝居が深まって舞台全体の皆さんのパワーが強くなった事が、ビシバシ伝わってきました。
短いカットのコマギレ映像でも、すごいパワーが見えます。やっぱり、宙組って勢いにのると、わーーーっといっちゃう組なんだな。なんとも力強い。
数日の事なのに、これだけ深くなるなんて、すごいなー。
東京公演では、どこまで行く事になるのか?早く、皆さんのパワーに圧倒されたいです。
コマギレの映像でしたが、リックとイルザにも、また少し変化があったようですね。
リックはまた、更に熱くなって…ウジウジ男っぷりが、増しているような^^;
すみ花ちゃんは、イルザとしての役への入り込み方がすごくなって、パワーアップ!
舞台のうえで、テンション高く突っ走るすみ花ちゃんを見て「これでこそ、野々 すみ花!」と、思いました。
これくらい、熱いパワーで役に入り込んでこそ、すみ花ちゃんらしいですよ。すみ花ちゃんがここまでこれたなら、また芝居の印象も変わってくるでしょう。
東京公演が、益々楽しみになりました。
今日から「タカラヅカスペシャル2009 」ですね。二日間、4公演のお祭り。
私は、明日、一度だけ見られる予定。噂の「茨木と逆転裁判のコラボ」のなかなか評判が良いようで、楽しみです(^^)
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