月組千秋楽、おめでとうございます。…そして。
2009年11月12日 宝塚遅ればせながら。月組大劇場公演千秋楽、おめでとうございます。
CSニュースで千秋楽の模様を見て…泣きました。
今回の退団者は、月組ファンとして、月組大空祐飛だった人のファンとして、思い入れのある方ばかり。
懐かしいルシアが、あの時とは違う柔らかな美しい声色で、綺麗な挨拶をして。
麗しのローズは、リチャードと共に去ってしまうし。
若い”未来”を象徴したサムは、いつの間にか大人になって、穏かな美しいお顔でしっかりとした言葉を語っている…もうこれからの舞台は、見られない。
下級生の頃、どんな場面でも、踊れる事が嬉しくてたまらないというピカピカの笑顔で、にょきーんと脚を上げていた、もえちゃんも。ミステリアスな場面でも、セクシーな場面でも、切ない雰囲気の場面でも、いつでも輝く笑顔だったのをよく覚えています。最近では、すっかり場面ごとの色を出せるダンサーさんに育ってきたなぁ…と、思っていたら、もうサヨナラ。
「エリザベート」新人公演で「いままで見たなかで、一番好きなエリザだ」と思った、しずくちゃんも。色々と不器用な方だとは思いますが、しずくちゃんの形づくる人物は、技術を超えたリアリティを持って、ナマのハートを見せてくれました。
本当に大好きな娘役さん、なのに…。今、こんなカタチでの退団は、ファンとしてはなんだかどうしようもなく、切ないものがあります。
でも、皆さん美しい笑顔で、口々に「幸せです」と、輝くようで…。
皆さんが幸せなら、私が寂しくても切なくても、この新しい旅立ちを祝福しなければ。…わかってはいる事ですが。
でも、東京公演、見にいくのは勇気がいります。
そして、麻子さん。
ふと見せた、ほっとしたような笑顔が印象的。
長い間、本当におつかれさまでした。心から、卒業をお祝い致します。
花束を渡したオオゾラさんも、舞台に出た時は真面目な顔だったのに、麻子さんと顔を見合わせた途端に本当に良い笑顔になられて。
毎回思う事ですが、お花をお渡しになる時にこっそりと囁かれる二人だけの言葉、気になりますよねー。
お二人の宝塚人生の中で、同じ組に同期としていた時間は、決して長い時間ではなかったかもしれません。
でも、オオゾラさん、麻子さんには本当に色々色々色々と、お世話になった事でしょう。きっと言葉には尽せない、深い想いのこもった、真っ赤な薔薇の花束だったのだと思います。
「宙組の大空祐飛さん」と越乃組長に呼ばれて、麻子さんに花束を渡す姿を、月組のみなさんは想いをこめて見て下さったようでした。
舞台に登場した時はいつものオオゾラさんだと思ったのに、客席に向けてお辞儀をした時に「あ、この人はトップスター」なんだと思いました。
月組にいた頃とは違う、プレお披露目の博多座の時とも違う。
背負っているものが全然違うと、人はこんなにも変わるんだ…と思う大きなお姿に、お披露目公演前に一足早く感動しました。お体は、随分細くなられましたが^^;
…二年前のちょうど今頃は、まだオオゾラさんは月組にいて、麻子さんの隣で笑っていたのに。
時の流れは、不思議で、残酷なもの。
でも。それでも、時の流れを止める事は、誰にもできないから。
もうすぐ、宙組大劇場公演「カサブランカ」の初日です。
“As Time Goes by”の曲を、その日、私はどういう思いで聴くのでしょうか。
そして、フィナーレのデュエットダンスは、“As Time Goes by”で…と夢見てきたんですが。歌劇の座談会によると、フィナーレの最初の若手男役さん達が歌われるそうなので、違う曲になるのかなぁ。
お稽古風景では、デュエットは流れなかったので、初日待ちになります…。
CSニュースで千秋楽の模様を見て…泣きました。
今回の退団者は、月組ファンとして、月組大空祐飛だった人のファンとして、思い入れのある方ばかり。
懐かしいルシアが、あの時とは違う柔らかな美しい声色で、綺麗な挨拶をして。
麗しのローズは、リチャードと共に去ってしまうし。
若い”未来”を象徴したサムは、いつの間にか大人になって、穏かな美しいお顔でしっかりとした言葉を語っている…もうこれからの舞台は、見られない。
下級生の頃、どんな場面でも、踊れる事が嬉しくてたまらないというピカピカの笑顔で、にょきーんと脚を上げていた、もえちゃんも。ミステリアスな場面でも、セクシーな場面でも、切ない雰囲気の場面でも、いつでも輝く笑顔だったのをよく覚えています。最近では、すっかり場面ごとの色を出せるダンサーさんに育ってきたなぁ…と、思っていたら、もうサヨナラ。
「エリザベート」新人公演で「いままで見たなかで、一番好きなエリザだ」と思った、しずくちゃんも。色々と不器用な方だとは思いますが、しずくちゃんの形づくる人物は、技術を超えたリアリティを持って、ナマのハートを見せてくれました。
本当に大好きな娘役さん、なのに…。今、こんなカタチでの退団は、ファンとしてはなんだかどうしようもなく、切ないものがあります。
でも、皆さん美しい笑顔で、口々に「幸せです」と、輝くようで…。
皆さんが幸せなら、私が寂しくても切なくても、この新しい旅立ちを祝福しなければ。…わかってはいる事ですが。
でも、東京公演、見にいくのは勇気がいります。
そして、麻子さん。
ふと見せた、ほっとしたような笑顔が印象的。
長い間、本当におつかれさまでした。心から、卒業をお祝い致します。
花束を渡したオオゾラさんも、舞台に出た時は真面目な顔だったのに、麻子さんと顔を見合わせた途端に本当に良い笑顔になられて。
毎回思う事ですが、お花をお渡しになる時にこっそりと囁かれる二人だけの言葉、気になりますよねー。
お二人の宝塚人生の中で、同じ組に同期としていた時間は、決して長い時間ではなかったかもしれません。
でも、オオゾラさん、麻子さんには本当に色々色々色々と、お世話になった事でしょう。きっと言葉には尽せない、深い想いのこもった、真っ赤な薔薇の花束だったのだと思います。
「宙組の大空祐飛さん」と越乃組長に呼ばれて、麻子さんに花束を渡す姿を、月組のみなさんは想いをこめて見て下さったようでした。
舞台に登場した時はいつものオオゾラさんだと思ったのに、客席に向けてお辞儀をした時に「あ、この人はトップスター」なんだと思いました。
月組にいた頃とは違う、プレお披露目の博多座の時とも違う。
背負っているものが全然違うと、人はこんなにも変わるんだ…と思う大きなお姿に、お披露目公演前に一足早く感動しました。お体は、随分細くなられましたが^^;
…二年前のちょうど今頃は、まだオオゾラさんは月組にいて、麻子さんの隣で笑っていたのに。
時の流れは、不思議で、残酷なもの。
でも。それでも、時の流れを止める事は、誰にもできないから。
もうすぐ、宙組大劇場公演「カサブランカ」の初日です。
“As Time Goes by”の曲を、その日、私はどういう思いで聴くのでしょうか。
そして、フィナーレのデュエットダンスは、“As Time Goes by”で…と夢見てきたんですが。歌劇の座談会によると、フィナーレの最初の若手男役さん達が歌われるそうなので、違う曲になるのかなぁ。
お稽古風景では、デュエットは流れなかったので、初日待ちになります…。
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