「グレート・ギャツビー」を読みました
2008年9月16日 月組腕が痛いです。
今日は特に予定が無かったので、のんびり「グレート・ギャツビー」を読んで、お昼寝をして…。
目が覚めたら、右手が上がらなくなっていました。寝違えたのかな?確か、朝は痛くなかったような気がするんだけど(T_T)
でも、キーボードを打つには問題が無いようで一安心。明日、お仕事はできるらしいです。
ま、そんな事はともかく。ギャツビーを読み終わりました。
なるほど、こういう話だったのか。
ギャツビーの身の上話は、笑う所だったのですね。
確かにあまりにも嘘くさい話だとは思いましたが、瀬奈さんがあまりにもかっこ良いので、そんなもんかなーと思ってましたが。
その嘘くさくていかにも作り話めいた身の上話に、彼の教養の無い事、常識も知らない無邪気な夢想家である事が表現されていたものとは。
うーん。起こった事件は同じでも。
タカラヅカは、清く正しく美しくなきゃねー。
男は、あくまでも格好良く。
女は、運命にもて遊ばれる悲劇的な…。
瀬奈さんのギャツビーはともかく、格好良かったですね。常に眉間に皺を寄せた悲劇のヒーロー。
どの瞬間もひたすらかっこ良さを追及した、究極の男役。ファンの方はこんなにもかっこ良い役を見る事ができて、きっとお幸せだろうなーと思います。
考えてみれば、なかなかこれ程に素敵なヒーロー役って、無いですものね。
最後までほとんど笑顔を見せる事なく、黙々と運命に立ち向かう。
プログラムに掲載されていた、初演の杜さんの写真は清々しい笑顔ですね。
瀬奈さんは最後まで、ああいう清々しい笑顔は出さなかったように思えました。
…少なくとも、私にはギャツビーのカタルシスのようなものは感じませんでした。
彼はデイジーの為に全てを犠牲にして、幸福だった、というようには感じなかった。
そのへんだけは、原作のギャツビーに近いイメージなのかな?
彼女を庇うのは当然で、ただ彼女に危害が及ばないのが彼の願いだったけれども。でも、それは、決して清々しく美しい自己犠牲を捧げたかった為ではなかった。
結果的には、そうなってしまったけれども。
そのあっけなさが現実の虚しさであるというような…。それが今回の小池先生の解釈なのかなーとも思ったのですが、どうなんだろう?
彼をヒーローとして描いた、この宝塚・小池バージョンでは、最後までタカラヅカ的に白い衣装に真っ白な抜けるような笑顔で、カタルシスを感じたかったような気もしますが…。
今日は特に予定が無かったので、のんびり「グレート・ギャツビー」を読んで、お昼寝をして…。
目が覚めたら、右手が上がらなくなっていました。寝違えたのかな?確か、朝は痛くなかったような気がするんだけど(T_T)
でも、キーボードを打つには問題が無いようで一安心。明日、お仕事はできるらしいです。
ま、そんな事はともかく。ギャツビーを読み終わりました。
なるほど、こういう話だったのか。
ギャツビーの身の上話は、笑う所だったのですね。
確かにあまりにも嘘くさい話だとは思いましたが、瀬奈さんがあまりにもかっこ良いので、そんなもんかなーと思ってましたが。
その嘘くさくていかにも作り話めいた身の上話に、彼の教養の無い事、常識も知らない無邪気な夢想家である事が表現されていたものとは。
うーん。起こった事件は同じでも。
タカラヅカは、清く正しく美しくなきゃねー。
男は、あくまでも格好良く。
女は、運命にもて遊ばれる悲劇的な…。
瀬奈さんのギャツビーはともかく、格好良かったですね。常に眉間に皺を寄せた悲劇のヒーロー。
どの瞬間もひたすらかっこ良さを追及した、究極の男役。ファンの方はこんなにもかっこ良い役を見る事ができて、きっとお幸せだろうなーと思います。
考えてみれば、なかなかこれ程に素敵なヒーロー役って、無いですものね。
最後までほとんど笑顔を見せる事なく、黙々と運命に立ち向かう。
プログラムに掲載されていた、初演の杜さんの写真は清々しい笑顔ですね。
瀬奈さんは最後まで、ああいう清々しい笑顔は出さなかったように思えました。
…少なくとも、私にはギャツビーのカタルシスのようなものは感じませんでした。
彼はデイジーの為に全てを犠牲にして、幸福だった、というようには感じなかった。
そのへんだけは、原作のギャツビーに近いイメージなのかな?
彼女を庇うのは当然で、ただ彼女に危害が及ばないのが彼の願いだったけれども。でも、それは、決して清々しく美しい自己犠牲を捧げたかった為ではなかった。
結果的には、そうなってしまったけれども。
そのあっけなさが現実の虚しさであるというような…。それが今回の小池先生の解釈なのかなーとも思ったのですが、どうなんだろう?
彼をヒーローとして描いた、この宝塚・小池バージョンでは、最後までタカラヅカ的に白い衣装に真っ白な抜けるような笑顔で、カタルシスを感じたかったような気もしますが…。
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