いろいろ発表

2008年11月21日 宝塚
今日はボージョレー・ヌーボーの解禁日。
…と、仕事帰りに知りまして、ついつい購入して帰りました。
貧乏人なので、円高還元セールの安いヤツ。普通に売っているのはだいたい3,000円程度だったのに、これだけ980円!
ちょっと心配だったけど、フルーティな甘口でなかなか美味しかった♪

それはともかく、色々発表されましたね。
全国ツアー『哀しみのコルドバ』と『Red Hot Sea II』ですか~。
コルドバは、ちゃんと見た事はないんですが、先日CS放送されたの終わりの30分くらいだけ見ました。
…兄妹だけど、今回はヒロインは知らないままだから…えーと…新しいパターン?ちょっとだけ、斬新さを狙ってみた?
「お兄ちゃん」と呼ぶ台詞だけは、観客は聞かされずに済むワケですな。しかし、よくもまあ、これだけ続いて兄妹で(*_*)
でも、今度は悲恋ものの王道パターンの兄妹ですから、今までとは大違いですね。これで成仏して(?)打ち止めにしてもらえるといいなー。
オオゾラさんは、恋敵にあたる役ですかね。私が見た後半では、決闘しようとして中断された処くらいで、あまり印象に残ってない^^;
ともかく、ヤンさんのエリオが素敵だった!…というのだけが印象的で。
途中から見て物語がよく分からなくても、引き込まれて最後まで見てしまいました。真飛さんのエリオも楽しみですね(^.^)

そして、『Red Hot Sea II』の「II」の部分が気になります。
お衣装はともかく(^^;)、構成は無駄の無い勢いのあるショーだった…と思うのは、既に終わったから美化された思い出なのでしょうか。
変更して欲しいのはお魚お衣装であって…いや、まあ壮さんが抜けるのだし、変更は必要なのかな?
しかしこの作品の場合、絶対に変更ができないのは、幽霊船の歌手の三人ですね。セリも盆も必要無いし、その他は割とツアー向きな作品かも。
ともかく。また「ひき潮」の場面を見られるのは、嬉しい事です♪
もうみほちゃんがいないのは寂しいですが、乙女はどなたが踊って下さるのかな~。発表が待ち遠しいです。

そして、壮さんの主演バウは『オグリ! ~小栗判官物語より~』。
私は、近藤ようこ氏のまんが「説経小栗判官 」(ちくま文庫) が大好きなので、すごーく興味があります。
最初にこの本を読んだ時の衝撃は、ちょっと忘れらません。
今の日本人が持っている「常識」とか、西洋的な「理屈」とかをぶっ飛ばした処にある、人間の情に打ちのめされた思いがしました。
「物語」の持つパワーというものを、思い知らされたのです。
理屈では説明できないんですけれども、ともかくすごい、と思ったんですね。
主人公の小栗は我儘ですごく嫌なヤツで、常識的には納得できないお話ですが、それが日本人の「情」で納得できてしまうんですよね。
壮さんだったら、小栗の豪快な力強さを、骨太な演技で見せてくれそう。あの理屈を超えた魅力を素敵に見せてくれそうで、ワクワクします。
ヒロインの照手姫は、芯の強い魅力的な女性です。まんが版では、中盤以降の主役でもあります。
誰がヒロインなんだろう?すごく楽しみです。
歌舞伎などのお話は知らないのですが、この二人以外には、あまり大きな役が無い気がしますが、どうなるのかな?
…しかし、とっても心配なのが、演出家の変な主義主張が入るんじゃないかということですね~。
どうか、どうか、良い作品になる事を祈っております。

月組は、「エリザベート」。
満を持しての、瀬奈じゅんトート!
さぞや格好良い、素敵なトート閣下となられる事でしょうね(^^)
私はアサコさんのエリザベートは大好きでしたし、本当に良い演技だったと思っておりますが。でも「男役・瀬奈じゅん」のファンの方には、その後トート閣下役も演じられるのは、嬉しい事かと思います。
また雪組版でトートの位置付けを変えた小池先生が、今度はどのような新解釈で演出されるのかも楽しみなところです。
その他のキャストについては、主演娘役のいない現在の月組で、どのような形で上演される事になるのか予想しにくいところですが。
中堅どころについては、重臣と親戚のおじさまや客の貴族…あたりになるのかな?前のエリザとあんまり変わらない感じがするのは、ちょっとツライ。
でも、新公は、みりおトート?…見たい!
エリザは、しずくちゃん?らんちゃん?りおんちゃん?
いや、りおんちゃんは、ゾフィーでしっかり歌ってくれるのかな?
…ともかく、新人公演メンバーはすごく楽しみです(^^)

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