「HOLLYWOOD LOVER」バウホール千秋楽ですねー
2007年12月26日 月組「HOLLYWOOD LOVER」バウホール千秋楽、おめでとうございます。
本当に素敵な作品でした。この時期、この作品にめぐり合えた事に感謝の気持ちでいっぱいです。
2007年という年を良い形で締めくくることができました。
バウメンバーの皆さん、植田景子先生、スタッフの皆様、ありがとう〜。
そして、祐飛さん、おつかれさまでした。
青年館を楽しみにしております。
私のバウ楽は23日、午後公演。
22日23日で観劇してきました。
東京でも見るつもりなのに…とは思いつつ、でも「バウホール」という劇場で見たくて。
あの、芝居を見る為にちょうど良い劇場で「HOLLYWOOD LOVER」の世界を堪能してきました。
22日は一週間ぶりの観劇で、やっぱり泣きました。
泣いて泣いて、終演後にはなんとも清々しい気分になったりして。「泣くのって、気持ちいいねー」なんて言いながら帰ったのですが。
翌日23日の午後公演を見たら…芝居が変わってる!たった一晩明けただけなのに。
これだから、ナマの芝居を見る楽しみはやめられません。
先週、初日の翌日を見た時も、一晩で別物の芝居になっている事に驚きましたが。まあ、あくまで初日というのは特別なものなんだと納得していていたのです。でも、特別な日でなくとも変わっていくのが、オオゾラ氏がファンを油断させないところです^^;
なんだかねー。ステファーノさんのパワーが、ぐぐーーーーんとアップして、全体に感情のふり幅が広がった感じ。
光も影も、強さも弱さも、苦味も甘さも。全てが大きく広がったように思えました。
特に、甘さが強くなったように思ったんですよね。ローズには甘く優しく、モニカとシーラに対しては甘えが増したような気がしたんです。「甘い」と表現する感情は、たっぷり甘えている事、なんだな…と思ったりしました。
バウを見た状態での、纏まらない考察をなんとか文章にしておきます。そのうち、ゆっくり考えてちゃんとした感想になるかもしれない^^;
今まで私、白い主役ってどういうものなのか分かっていなかったんです。あまり見た事がないですし、正直ファンとして大空祐飛に回ってくる事はないと思っていましたし。(東京だけ見た、新人公演のトニーは好きだったんですけど)
ステファーノさんは、これでもかという程の「白い二枚目の主役」。
彼は意外に口数が少ない…というか、ほとんど自分の感情を語る事はないキャラクターなんですね。周りのキャラクターがステファーノについて語り、それについてステファーノが返答する事で、人物像と物語は描かれていく。
様々な色を持ったキャラクターと対比される為、主役はキャンバスのようにプレーンな白でなければいけないんですね。
性格に偏りが無く、精神的なバランスの取れた、優しい人。祐飛ステファーノは温かみのある白の人で、そのキャンバスに「深紅の薔薇」ローズの人生が鮮やかに咲き誇る…。
唯一、ステファーノが心情を語るのは、一幕最後のローズとの会話と、ラストの場面。一幕最後はどちらかというと、彼女を口説く為の会話の意味が大きいですから^^;ちゃんと語ってるといえるのは、ラストの独白のみですね。でも、これ程に自分を語る事の無い主役というのは、ちょっと滅多に無いと思うのですが、どうなんでしょう。
ローズやリチャードを始め、印象的なキャラクターにたっぷり芝居をさせて、ステファーノという人物を描く。今回の二番手・あひちゃんのリチャードなんかは、たっぷりと語る場面もありーのおいしい役ですし、そのかちゃんのビリーもきちんと宛書された良い役ですよね。サムのあつきちゃんは、くどい程の説明セリフでステファーノさんを語ってくれますし。ラストは泣かせてくれる。
そして、祐飛ステファーノは、ただローズとの悲劇的な恋のドラマを走り抜くのみ。
…自分を語るセリフなんか無くとも、全てを包み込む優しさを見せ、人間性も物語もきちんと表現する事ができるから。
それが、白い二枚目の主役の役割なんだな、と初めて知った公演でした。
…ま、いつかは、ちゃんと日本語として纏まるかな。まだ青年館もあるし(^^ゞ
本当に素敵な作品でした。この時期、この作品にめぐり合えた事に感謝の気持ちでいっぱいです。
2007年という年を良い形で締めくくることができました。
バウメンバーの皆さん、植田景子先生、スタッフの皆様、ありがとう〜。
そして、祐飛さん、おつかれさまでした。
青年館を楽しみにしております。
私のバウ楽は23日、午後公演。
22日23日で観劇してきました。
東京でも見るつもりなのに…とは思いつつ、でも「バウホール」という劇場で見たくて。
あの、芝居を見る為にちょうど良い劇場で「HOLLYWOOD LOVER」の世界を堪能してきました。
22日は一週間ぶりの観劇で、やっぱり泣きました。
泣いて泣いて、終演後にはなんとも清々しい気分になったりして。「泣くのって、気持ちいいねー」なんて言いながら帰ったのですが。
翌日23日の午後公演を見たら…芝居が変わってる!たった一晩明けただけなのに。
これだから、ナマの芝居を見る楽しみはやめられません。
先週、初日の翌日を見た時も、一晩で別物の芝居になっている事に驚きましたが。まあ、あくまで初日というのは特別なものなんだと納得していていたのです。でも、特別な日でなくとも変わっていくのが、オオゾラ氏がファンを油断させないところです^^;
なんだかねー。ステファーノさんのパワーが、ぐぐーーーーんとアップして、全体に感情のふり幅が広がった感じ。
光も影も、強さも弱さも、苦味も甘さも。全てが大きく広がったように思えました。
特に、甘さが強くなったように思ったんですよね。ローズには甘く優しく、モニカとシーラに対しては甘えが増したような気がしたんです。「甘い」と表現する感情は、たっぷり甘えている事、なんだな…と思ったりしました。
バウを見た状態での、纏まらない考察をなんとか文章にしておきます。そのうち、ゆっくり考えてちゃんとした感想になるかもしれない^^;
今まで私、白い主役ってどういうものなのか分かっていなかったんです。あまり見た事がないですし、正直ファンとして大空祐飛に回ってくる事はないと思っていましたし。(東京だけ見た、新人公演のトニーは好きだったんですけど)
ステファーノさんは、これでもかという程の「白い二枚目の主役」。
彼は意外に口数が少ない…というか、ほとんど自分の感情を語る事はないキャラクターなんですね。周りのキャラクターがステファーノについて語り、それについてステファーノが返答する事で、人物像と物語は描かれていく。
様々な色を持ったキャラクターと対比される為、主役はキャンバスのようにプレーンな白でなければいけないんですね。
性格に偏りが無く、精神的なバランスの取れた、優しい人。祐飛ステファーノは温かみのある白の人で、そのキャンバスに「深紅の薔薇」ローズの人生が鮮やかに咲き誇る…。
唯一、ステファーノが心情を語るのは、一幕最後のローズとの会話と、ラストの場面。一幕最後はどちらかというと、彼女を口説く為の会話の意味が大きいですから^^;ちゃんと語ってるといえるのは、ラストの独白のみですね。でも、これ程に自分を語る事の無い主役というのは、ちょっと滅多に無いと思うのですが、どうなんでしょう。
ローズやリチャードを始め、印象的なキャラクターにたっぷり芝居をさせて、ステファーノという人物を描く。今回の二番手・あひちゃんのリチャードなんかは、たっぷりと語る場面もありーのおいしい役ですし、そのかちゃんのビリーもきちんと宛書された良い役ですよね。サムのあつきちゃんは、くどい程の説明セリフでステファーノさんを語ってくれますし。ラストは泣かせてくれる。
そして、祐飛ステファーノは、ただローズとの悲劇的な恋のドラマを走り抜くのみ。
…自分を語るセリフなんか無くとも、全てを包み込む優しさを見せ、人間性も物語もきちんと表現する事ができるから。
それが、白い二枚目の主役の役割なんだな、と初めて知った公演でした。
…ま、いつかは、ちゃんと日本語として纏まるかな。まだ青年館もあるし(^^ゞ
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