月組新公〜その3

2007年12月1日 月組
月組新公、続きです。だいぶ忘れてきたかも^^;
…な状態で書き始めて、止まっていました。
東宝楽付け退団とか、集合日の退団発表の事なんてまだ思いもしないで暢気に書いてある。今見ると、かなり切ないなぁ。退団者それぞれの選択で、たまたまこの時期に重なったのでしょうが、これだけ続くとは。…月組ファンとしては、何かに呪われている気分(T_T)
というわけで。書きかけなのですが、当時書いたものをそのままアップします。

幕開き。まさお君の登場は銀橋から。後ろのマジシャンの影達にライトが当たると。
みっしょん(美翔かずき)が、素敵過ぎ!やはりスタイルが良いし、化粧も良くなって断トツ綺麗。思わず見とれてしまって、他の人はまるで見ていません。ごめんなさい^^;
イローナ様。萌花ゆりあちゃん可愛いなぁ。末ちゃんの上手過ぎるセリフが耳に残ってるので、芝居はちょっと…と思った部分もありましたが、立ち上がった姿と声が美しいので満足。
男爵のあちょーさん(華央あみり)。なんて、ナチュラルに素敵なお髭。本公演のフィナーレでも、とってもダンディなオジ様で素敵ですが、あちょーさんはお髭があると更に素敵だわ。お歌もすごく良かったです。また次の新公が楽しみです。
後ろに立っている侍従に、頭ちっちゃくてスタイル良くて、お化粧した顔が祐飛さんに似てる人がいて目がクギヅケ。鳳月杏ちゃんかな?とても綺麗で雰囲気があって、いいなあ。

貴族達が登場して、オープニング。
燕尾の背中とテールを綺麗に見せる子がいるなーと思って見たら、まぐちゃん(流輝一斗)でした。広い背中を印象的に使って素敵。…最近、友人に言われたのですが、私は男役背中フェチらしいです(^^ゞ
舞台を見回していたら、息も絶え絶えに悲壮な顔で歌っている羽咲まなちゃんが。いつもはす〜っと聞いている歌ですが、やっぱりタキさんって凄い人なんだなー。まなちゃんは、息が足りてないみたい。まず肺活量が違うのかな?確かに、タキさんとは体の厚みも幅もまるで違…いやいや^^;
スタイルが良くて踊れるまなちゃんと、美人で芝居がイケるりんかちゃんの二人の若手歌姫の成長は、本当に楽しみに見ていますからね。

今回、大劇場の映像で見たのとちょっと違う感じ?と思ったら、東京では新公演出が正塚先生に変更になって、ずいぶん練り直したようですね。インタビュー等で、皆さん、一から作り直したと話していますね。
…どおりで。
中盤からのテンポが凄く良くて、物語をわーーっと盛り上げていたので、演出家上手いなーと感心したんですよね。そしたら正塚演出という事で、なーーんだという感じでした。
上手いの当たり前じゃん^^;
生徒の持ち味を活かしつつ指導をして、芝居を演出するのは、やはり今の宝塚では第一の人なんですね〜。

本公演では一人二役の部分を、一人ずつ演じる事で、結構多くの生徒さんの芝居を見る事ができて楽しかったのも、この新公の良かった点。
本公演ではあまりにも役が少な過ぎだし。しかも出てくる時は、舞台に何十人も一緒に出てくるわ、メインキャストが芝居をしているはで、下級生を見るのがとっても、もの凄く、大変、困難な公演でしたから。
月組は芝居の組ですから、トップさんやその候補の一部の生徒のみでは無く、できるだけ沢山の生徒さんの芝居が見たい。ダンスの組では群舞が見所であるように、月組は脇の芝居も大きな売りであり、見所です。
この新公メンバーはそれぞれ短い出番でしっかり自分をアピールしてくれて、頼もしかったです。
それぞれの役が小さいから、一人二役になっているのでしょうが、それがあの程度の役なら本公演でも二役にする必要は無かった気がしました。意味があったのは、教会の男に名前も付けてもらえなかった、もりえちゃんくらい。あとは、まあさすがに上手かったシビさんの新聞記者もだけど…。
以前の正塚作品は、役自体は少なくても喫茶店の客やウェイトレス、街角ですれ違う人々などに、ドラマを感じさせる芝居をさせてくれましたが、今回はそいう少人数口も無かったですしねー。本当に寂しかったなー。
次は『ME AND MY GIRL』。セリフのある役はほんの僅かです。
…それでも、アンサンブルの曲があるから、この「マジシャンの憂鬱」よりは、沢山の生徒さんの顔が見れるだろうと思う^^;
まあ、その分ショーが無いから、平均すると今回と同じくらいかな。
青年館を頑張って見るしかないか。バウワークショップに行けないのが残念…。

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