先日、テレビをつけたら。
あどなーいお顔の祐飛さんが、いきなりどアップに!
硬直してしまいました^^;
「アンコール!スターの小部屋」の「チェーザレ・ボルジア」新人公演座談会。
12年前の、祐飛さんのアップです。そりゃあ、硬直しますよね。20代になったばかりですよ、オオゾラさん。
まだまだ、お顔がふっくらしていて、表情も女の子っぽくて。
そしてまだ、声が高い!あま〜い甘い声です。話し方も、今よりずっと甘い感じ。…可愛いなー(^^)
この声、本当に好きだった〜。祐飛さんがこの声じゃなければ、きっとファンにならなかったと思うくらい好き。
声を低くする時に、ずいぶんハスキーになってしまって…それはそれで色っぽい感じで良いのですが、たまに昔の声を聞くと、嬉しくなってしまいます。

新人公演の主演は成瀬さん、ヒロインは水沢葉月ちゃん…懐かしい面子だなぁ。そういえば、この新人公演で、祐飛さんはいきなりの二番手役で話題になったんですよね。幼い顔だけど、役について的確な事を話してるなー、やっぱり祐飛さんらしい。
ナルちゃんと話す祐飛さんは、本当に仲が良さそう。遠慮が無いっていうか、下級生のわりに図々しいという感じが意外です。久世さんを慕う仲間で、一緒に海外旅行に行ったりした仲良しさんなんですよね。
成瀬さんが希望的な事を言った後、祐飛さんに「どうだね?マキャベリ君」とセリフで話を振ると、それに答えるセリフで「そんなに上手くいくんですかねー?」と返して、二人で大笑いするのが可愛い♪でも笑いながら、「今のはセリフなので、冗談ですから!」と弁解しつつ次第に「しまった、テレビなのに生意気な事言っちゃった」というのが顔に出ちゃうのも、可愛いですね。貴重な映像だ。

この「チェーザレ・ボルジア」は1996年の10月の公演。
その一年後、当時トップスターだった久世さんが退団後に、次のトップになったマミさんが主演で全国ツアーに回っています。
祐飛さんは、またこの時も異例の抜擢で4番手のドン・ミケロット役でした。てっきり水しぇんがやると思われていたので、話題でしたね。
ミケロットの部下の4人組の一人が水…なんて、今となっては有り得ないですけど。
当時の私もかなり不思議に思って、興味津々でミケロット役の知らない下級生を見ていて…オチました。

チェーザレの腹心の部下であり、友であり、そして裏の仕事を受け持つ「暗殺者」、ドン・ミケロット。
本公演で演じた汐風幸ちゃんは、この人物の、忠実な部下でありチェーザレの友人としての面を中心にした役作りでした。劇中で暗殺の場面もあるのですが、幸ちゃんの風貌もあって、良い人に見えたんですよね。
でも、祐飛ミケロットは冷酷な「暗闇の暗殺者」でした。
幸ちゃんよりもまだあどけないお顔なのに、すごく暗い、冷たい目をして。本公演ではあまり目立たなかった暗殺の場面が、かなり印象的になっていて驚きましたね。主演者の変更で、お話も多少変えてあったのですが、祐飛ミケロットは作品の影の彩りとなった…と思います。
走ると女の子になってたし、セリフはかなり下手だったりで、もうちょっと下級生なのかと思ったくらいでしたが。そこは本役が上手な幸ちゃんだったのが、ハンデでしたね。
ともかく、それが私と「大空祐飛」さんの出会い。その時はお気に入りの一人で、祐飛さんが一番の人になったのは「WEST SIDE STORY」のチノなんですが。

先日、公演のプログラムを探してみたら、私が見たのは1997年10月5日でした。なんと、今年でまる十年。
そして、その日は東宝公演の初日ではありませんか!
10月5日は、私にとってはすごい記念の日。…というワケで、ハンドルを「いつか」と名乗ってみたりして(^^)

そしてもう一つの記念。
私が初めて月組を見た「ME AND MY GIRL」は、1995年の秋の作品でした。見たのは9月14・15日くらいだった気がする。
宝塚を初めて見たワケではないけれど、ファンになったのは月組の「ME AND MY GIRL」でした。
ちょうど、まる12年過ぎたんですね。
その時は、ジョン卿を演じる久世さんのファンになったのですが、再演が決まってちょっと複雑な気分。
祐飛さんの今の立場だと、ジョン卿を演じる可能性がありますよね。初演の二番手のカナメさんはジャッキー役でしたし、再演の二番手久世さんはジャッキーはちょっと無理なキャラで^^;ジョン卿を演じたけど。ジャッキー役のほうがナンバーが多くて目立つ役だし、パワフルな女性歌手の役。祐飛さんのジョン卿だったらすごく嬉しい。見たい。
でも大好きだった久世さんのジョン卿と比べたり、比べられたりするのは、ちょっとイヤ。でも、他の人よりも祐飛さんで見たい…なんて複雑^^;
ま、祐飛ファンとしての本音だけで言えば、ジャッキー役で足を出してくれたら嬉しいなー、なんですけどね(^^ゞ
…お歌は難しいかもしれないけど。

コメント

みつきねこ
みつきねこ
2007年9月18日0:57

こんにちは!いつも楽しいお話ありがとうございます♪
懐かしいですねぇ、「チェーザレ・ボルジア」。
すっごい偶然なのですが、実は私も、大空さんとの最初の出会いは「チェーザレ・ボルジア」全国ツアーのミケロットでした♪
それも、9/17の静岡公演。まさに10年前の、(日付変わってしまいましたが)今日だったんですよ♪♪

私は当時宝塚を見始めたばかりで、マミさん、優子姫、幸ちゃん、絵理さん、卯城さん、そして樹里さんくらいしか見分けられず、水くんも成瀬さんも“なんも知らん”頃(苦笑)でしたが。
花道をパッと出てきて艶のある声で台詞を話した黒っぽい人に、一発で落ちたのでした…。懐かしいなー、ホントに!
ショーになって髪型が変わったら、全然見つけられなかったことも懐かしい思い出です(笑)。

いつか
いつか
2007年9月18日22:31

みつきねこ様
コメントありがとうございます。
10周年記念、月組千秋楽なんて嬉しいですね。東宝初日より、ゴージャスな感じ(^^)
「チェーザレ・ボルジア」、本当に懐かしいですよね。あれから、10年、本当に色々な事がありました。
そういえば、私もショーの祐飛さんについては何も覚えていないので、きっと見つけられなかったのだと思います。
当時は全国ツアーは、まるっきり映像に残らなかったんですよね。残念です。

私は祐飛さんの目に、みつきねこさんは声に落ちたんですね。
10年前は、今の状況は全く想像できませんでした。10年もファンを続けているなんて、びっくり。
でも、10年間、どんどん魅力を増して惹きつけて下さる祐飛さんはすごいなーと思っているイタいファンです(^^)