MAHOROBA その2
2007年8月30日 月組「MAHOROBA」について、続きます。
盛り上がった中詰めの後、皆さんが退場して、舞台の下手の袖に残った麻子さんが上手のかなみちゃんに手を指しのべ、余韻を残して暗転。この演出、素敵ですよねー。ロマンチックで、ありふれていそうで近頃無かった新鮮な感じで、いいなーと思います。
場面は変わり、三貴神の皆さんが不思議な楽器を奏でる中、アヒちゃん、マサキ、あいあい登場です。
緑グループの神様達と、収穫を祝う場面。
ここでやっと、この作品の各場面が、神々と人間達の関係(…神々が人間界に与える影響かな?)から始まる事気づいたのが、三度目の観劇の時^^;
私、本当に全然見えてないんだなーと自分に感心しました。色々な所で、色々な事が起こるショーなので、本当に色々と気づかない事が多くて…まだ色々ある気がします。
そして、稲刈りをしているらしい「働く男・女」の踊り。
ミズラの農民達と日本の秋の風景に、見るたびになんとなくびっくりします。そういえば、今までの場面は派手なキラキラのお衣装で、踊りも割といつものタカラヅカな感じだったんだなぁ。これは「民族舞踊」がテーマのショーだったんだよね。うん。
音楽、踊りの手の使い方、小道具の笠…全てが日本の「民芸調」で、そういえば、見る前には全てこんな田舎風になるのかと予想してたよなー。
サルメとサダルの登場、その後、オウス様が登場してサダルの歌で傘の踊り。
ファンなので、思わず、歌うサダル様の耽美風ビジュアルと、民芸調のミスマッチに目を奪われます。
しかし、せっかくの見せ場ですから笠の踊りも見なければ…と、思いつつ。
次第にテンポアップしていく音楽に合わせて、どんどん早くなっていく「働く女」達の踊りから目が離せなくなってしまうのです。
サダル様の足元に膝立ちくらいの姿勢で、上半身の踊りだけがどんどん早くなるんです。祐飛さんを見ている視界の端で、スピードアップしてく「働く女」達に気を取られ始め。まるで、飛んでいる虫から目が離せないでじーっと見ている猫の気分…いや、目の前で指をくるくる回されるトンボなのかも^^;というくらい、最後はあの娘役さんを見ていて場面が終わっています。
いや、サダル様の歌は聞いているんですよ。
「ヨロズの神に手を合わす」という印象的なフレーズ。
場面の最初に出てきた緑の神々を思い出し、万の神とはつまり人間を取り巻く自然なんだなーと、改めて思います。
作者の言葉でも、出演者のコメントでも何度も読んでますし、言葉で言えば当たり前の事に思える事ですが。こうやって、歌い踊る場面を見ると「私たちに恵みをもたらす、万の神の宿る自然に、手を合わせて感謝の祈りを捧げたい」と、自然に思いますね。
それに、自然=神々と崇めた人々の謙虚な心を、美しいなーと思いますね。
歌い終わって、娘役さんに笠を渡すサダル様が、またスマートでオトコマエ♪
この場面、分からない子達ばかりと思ってプログラムを見ると、下級生さんが多いんですね。去年配属された子達も全然覚えないままに、また10人も増えてしまったんだ…。去年の組配属の後の「暁のローマ」の東京公演のプログラムを買いそびれたのが悔やまれます。大劇場版買ったからいいか…と思って(^^ゞ
下級生さんがあんなに舞台の上に飾られている公演は、滅多になかったのに。その後「パリの空よりも高く」では、下級生さん達が舞台にいる時間は本当に短くて、全然見れなかったし。一番長く見られるロケットでは、ついスタイルの良いお気に入りさんばかり見てしまうのもいけないんだけど。
さて、観劇後に興奮のままに書き始めてしまった感想ですが。
その後の発表やら、個人的に落ち込む事があったりやらで、ちっとも進みませんねー。前回書いてからもすでに時は流れています。
いつ終わるのか、不安になってきた。東宝まで終わらなかったりして^^;
盛り上がった中詰めの後、皆さんが退場して、舞台の下手の袖に残った麻子さんが上手のかなみちゃんに手を指しのべ、余韻を残して暗転。この演出、素敵ですよねー。ロマンチックで、ありふれていそうで近頃無かった新鮮な感じで、いいなーと思います。
場面は変わり、三貴神の皆さんが不思議な楽器を奏でる中、アヒちゃん、マサキ、あいあい登場です。
緑グループの神様達と、収穫を祝う場面。
ここでやっと、この作品の各場面が、神々と人間達の関係(…神々が人間界に与える影響かな?)から始まる事気づいたのが、三度目の観劇の時^^;
私、本当に全然見えてないんだなーと自分に感心しました。色々な所で、色々な事が起こるショーなので、本当に色々と気づかない事が多くて…まだ色々ある気がします。
そして、稲刈りをしているらしい「働く男・女」の踊り。
ミズラの農民達と日本の秋の風景に、見るたびになんとなくびっくりします。そういえば、今までの場面は派手なキラキラのお衣装で、踊りも割といつものタカラヅカな感じだったんだなぁ。これは「民族舞踊」がテーマのショーだったんだよね。うん。
音楽、踊りの手の使い方、小道具の笠…全てが日本の「民芸調」で、そういえば、見る前には全てこんな田舎風になるのかと予想してたよなー。
サルメとサダルの登場、その後、オウス様が登場してサダルの歌で傘の踊り。
ファンなので、思わず、歌うサダル様の耽美風ビジュアルと、民芸調のミスマッチに目を奪われます。
しかし、せっかくの見せ場ですから笠の踊りも見なければ…と、思いつつ。
次第にテンポアップしていく音楽に合わせて、どんどん早くなっていく「働く女」達の踊りから目が離せなくなってしまうのです。
サダル様の足元に膝立ちくらいの姿勢で、上半身の踊りだけがどんどん早くなるんです。祐飛さんを見ている視界の端で、スピードアップしてく「働く女」達に気を取られ始め。まるで、飛んでいる虫から目が離せないでじーっと見ている猫の気分…いや、目の前で指をくるくる回されるトンボなのかも^^;というくらい、最後はあの娘役さんを見ていて場面が終わっています。
いや、サダル様の歌は聞いているんですよ。
「ヨロズの神に手を合わす」という印象的なフレーズ。
場面の最初に出てきた緑の神々を思い出し、万の神とはつまり人間を取り巻く自然なんだなーと、改めて思います。
作者の言葉でも、出演者のコメントでも何度も読んでますし、言葉で言えば当たり前の事に思える事ですが。こうやって、歌い踊る場面を見ると「私たちに恵みをもたらす、万の神の宿る自然に、手を合わせて感謝の祈りを捧げたい」と、自然に思いますね。
それに、自然=神々と崇めた人々の謙虚な心を、美しいなーと思いますね。
歌い終わって、娘役さんに笠を渡すサダル様が、またスマートでオトコマエ♪
この場面、分からない子達ばかりと思ってプログラムを見ると、下級生さんが多いんですね。去年配属された子達も全然覚えないままに、また10人も増えてしまったんだ…。去年の組配属の後の「暁のローマ」の東京公演のプログラムを買いそびれたのが悔やまれます。大劇場版買ったからいいか…と思って(^^ゞ
下級生さんがあんなに舞台の上に飾られている公演は、滅多になかったのに。その後「パリの空よりも高く」では、下級生さん達が舞台にいる時間は本当に短くて、全然見れなかったし。一番長く見られるロケットでは、ついスタイルの良いお気に入りさんばかり見てしまうのもいけないんだけど。
さて、観劇後に興奮のままに書き始めてしまった感想ですが。
その後の発表やら、個人的に落ち込む事があったりやらで、ちっとも進みませんねー。前回書いてからもすでに時は流れています。
いつ終わるのか、不安になってきた。東宝まで終わらなかったりして^^;
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