雪組公演 エリザベート 二回目 その2
2007年8月2日 宝塚となみちゃんのエリザベートは、少女時代〜バートイシュルの場面の可愛らしさが、素晴らしいですね〜。
あの無垢な可憐さ、無邪気さが、作品全体をふわりと包むベールになっている気がします。
バートイシュルの場面の可愛いこと!もうメロメロです。皇帝陛下がメロメロになっちゃうのも、当然です。あんなに可愛くては仕方がありません。鹿の角を拾って渡された時から、もう一瞬たりとも、エリザベートから目が離せない(^^)
転がったオレンジを追いかけて拾うところは、スカートの青い部分が完全にめくれる程の勢いで、本当に可愛いの〜!
その後椅子に座って一息ついた時には、膝の間に両手をついてましたから、結構足を広げて座ってますよね。それがまた、可愛いんだ。まだまだ、子供ですよね。
ダンスを申し込まれた後、フランツと二人の場面。最初にキスをされる時、硬くなってちょっと身を引こうとするんですよね。まだ17歳なんだよねーと、しみじみしてしいます。これは月の新公で夢咲ねねちゃんもやっていた仕草ですね。(代々のエリザがどのくらいやっているのかは知りませんが)すごく好きだったので、となみちゃんも採用してくれて嬉しいです。
この後の「嵐も怖くない」は、あまりに初々しくて、幸せな場面で、だからこそ、その後の二人の人生を考えて切ない気持ちになります。ここがこんなにも、ほのぼのと優しい、幸せな場面になるとは。となみエリザのあまりの可愛いさと、ゆみこフランツの盲目っぷり^^;の為ですね。
今回、となみエリザベートを見て、「三つ子の魂百まで」と思いましたね。となみちゃんもやはり「月組娘役」の生まれなんだな、と。
今まで、全然そんな事無かったんですけどね。やはりこういう強い役になると、今まで忘れていた「月組娘役」の強さが出てきちゃったんでしょうかね^^;豪華なドレスの”皇后様”を見ながら、月組下級生時代、セリフの無いウェイトレス役などで「顔芸」をしていた頃のとなみちゃんを思い出したのが、不思議ですが^^;
私、となみちゃんの表情の演技って、月組下級生の頃から大好きだったんですよ。心の深いところから、自然に浮かんでくる作為の無い表情で。
あの大きな瞳が、感情を雄弁に語ってくれるんですよね。
となみちゃんは、本当に存在丸ごとで”エリザベート”にぶつかっているのが、小気味良いですね。
それに、スタイルが良くて、ドレスが本当に良く映えます。
娘役としては長身のとなみちゃんですが、あの豪華なドレスのゴージャズ感の為には、あのくらいの身長でのスカート丈が無いとね。
それに、デコルテのラインの美しさ。マリーアントワネットの時にも、宝塚のドレスを着る為にある首だと思いましたが(^^)エリザのほうが、ドレスのバリエーションが豊富で、娘役さんの美しさを堪能できますね♪
私は月組版の麻子エリザベートが、大好きだったんです。花組さんの大鳥さんのエリザも好きでしたが、更に強力になった、男役の演じる”意思の強い”エリザベート。あの力強いエリザを見た後、普通の娘役の演じるエリザベートは面白くないんじゃないかなーと、当時から思っておりました。
なのであまり期待は無く、でも、どんなものか興味津々で見に行きました。
でも、となみエリザベートは、私の今までのイメージを根底から覆すものでした。麻子エリザベートとは、全然違うもので面白かったですね。
「夢を売るフェアリー」のエリザベート。もぎたてのフルーツ、フレッシュで天然100%のエリザベート。
不思議な甘さと初々しさ、片意地など無く内に篭ったものでもない、悲壮感の伴わない自然な強さ。
まさにとなみちゃんの命の炎の輝きを見るような…そしてそれが、黄泉の帝王を魅了するエリザベートの命の輝きと重なっていて。
今までのイメージとは違うけれど、これもまた”エリザベート”だと納得できるものでしたね。
そして、ラストの昇天の場面の静かで穏やかな笑顔は、二度目に見て改めて感動しました。
彼女は人生の全てを受け入れ、フェアリーは”人間”になった。
人が”死”を愛する時、それは人生の全てを受け入れ、全てを愛する時なんだろうな…と。
うん、となみちゃんのエリザベート、見る事ができて、良かったです。
あの無垢な可憐さ、無邪気さが、作品全体をふわりと包むベールになっている気がします。
バートイシュルの場面の可愛いこと!もうメロメロです。皇帝陛下がメロメロになっちゃうのも、当然です。あんなに可愛くては仕方がありません。鹿の角を拾って渡された時から、もう一瞬たりとも、エリザベートから目が離せない(^^)
転がったオレンジを追いかけて拾うところは、スカートの青い部分が完全にめくれる程の勢いで、本当に可愛いの〜!
その後椅子に座って一息ついた時には、膝の間に両手をついてましたから、結構足を広げて座ってますよね。それがまた、可愛いんだ。まだまだ、子供ですよね。
ダンスを申し込まれた後、フランツと二人の場面。最初にキスをされる時、硬くなってちょっと身を引こうとするんですよね。まだ17歳なんだよねーと、しみじみしてしいます。これは月の新公で夢咲ねねちゃんもやっていた仕草ですね。(代々のエリザがどのくらいやっているのかは知りませんが)すごく好きだったので、となみちゃんも採用してくれて嬉しいです。
この後の「嵐も怖くない」は、あまりに初々しくて、幸せな場面で、だからこそ、その後の二人の人生を考えて切ない気持ちになります。ここがこんなにも、ほのぼのと優しい、幸せな場面になるとは。となみエリザのあまりの可愛いさと、ゆみこフランツの盲目っぷり^^;の為ですね。
今回、となみエリザベートを見て、「三つ子の魂百まで」と思いましたね。となみちゃんもやはり「月組娘役」の生まれなんだな、と。
今まで、全然そんな事無かったんですけどね。やはりこういう強い役になると、今まで忘れていた「月組娘役」の強さが出てきちゃったんでしょうかね^^;豪華なドレスの”皇后様”を見ながら、月組下級生時代、セリフの無いウェイトレス役などで「顔芸」をしていた頃のとなみちゃんを思い出したのが、不思議ですが^^;
私、となみちゃんの表情の演技って、月組下級生の頃から大好きだったんですよ。心の深いところから、自然に浮かんでくる作為の無い表情で。
あの大きな瞳が、感情を雄弁に語ってくれるんですよね。
となみちゃんは、本当に存在丸ごとで”エリザベート”にぶつかっているのが、小気味良いですね。
それに、スタイルが良くて、ドレスが本当に良く映えます。
娘役としては長身のとなみちゃんですが、あの豪華なドレスのゴージャズ感の為には、あのくらいの身長でのスカート丈が無いとね。
それに、デコルテのラインの美しさ。マリーアントワネットの時にも、宝塚のドレスを着る為にある首だと思いましたが(^^)エリザのほうが、ドレスのバリエーションが豊富で、娘役さんの美しさを堪能できますね♪
私は月組版の麻子エリザベートが、大好きだったんです。花組さんの大鳥さんのエリザも好きでしたが、更に強力になった、男役の演じる”意思の強い”エリザベート。あの力強いエリザを見た後、普通の娘役の演じるエリザベートは面白くないんじゃないかなーと、当時から思っておりました。
なのであまり期待は無く、でも、どんなものか興味津々で見に行きました。
でも、となみエリザベートは、私の今までのイメージを根底から覆すものでした。麻子エリザベートとは、全然違うもので面白かったですね。
「夢を売るフェアリー」のエリザベート。もぎたてのフルーツ、フレッシュで天然100%のエリザベート。
不思議な甘さと初々しさ、片意地など無く内に篭ったものでもない、悲壮感の伴わない自然な強さ。
まさにとなみちゃんの命の炎の輝きを見るような…そしてそれが、黄泉の帝王を魅了するエリザベートの命の輝きと重なっていて。
今までのイメージとは違うけれど、これもまた”エリザベート”だと納得できるものでしたね。
そして、ラストの昇天の場面の静かで穏やかな笑顔は、二度目に見て改めて感動しました。
彼女は人生の全てを受け入れ、フェアリーは”人間”になった。
人が”死”を愛する時、それは人生の全てを受け入れ、全てを愛する時なんだろうな…と。
うん、となみちゃんのエリザベート、見る事ができて、良かったです。
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